戊辰戦争で激しい戦いが繰り広げられたことでも知られる「鶴ヶ城」。
かの有名な「白虎隊」のエピソードなども、この戊辰戦争で生まれたもの。歴史好きとしては一度は訪れておきたい場所のひとつでした(念願叶って!)。
実際に行ったのは少し前のことなので、思い出しながら書いていきますね!
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鶴ヶ城(会津若松城)とは?

福島県会津若松市にある「鶴ヶ城(会津若松城)」。
先述したとおり、戊辰戦争に深い関係がある場所です。
戊辰戦争は、鳥羽・伏見の戦いから始まりました。新政府軍VS旧幕府軍という構図ですが、戦力(兵力)的には旧幕府軍のほうが上回っていたそう。しかし、外国の技術や武器を取り入れていたことから、新政府軍の勝利(新政府軍には薩英戦争とかをくぐり抜けてきた薩摩藩がいたりしますし)。
そこから、上野戦争、江戸城無血開城、長岡城の戦い、会津戦争、五稜郭の戦いと続きました。この約1年半にわたる戦い。これを戊辰戦争と呼ぶのですが、このうちの「会津戦争」の舞台になったのが「鶴ヶ城」です。
白虎隊をはじめ、悲劇的な最期を迎えた人たちのエピソードもあり、まさに悲劇の名城といったイメージですね。
鶴ヶ城(会津若松城)に行ってみた
白虎隊のエピソードなどもありますし、多くの悲劇が生み出された城という印象を持ちつつ訪れました。
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駐車場はあります。
しかも、めちゃくちゃ広い。
- 西出丸駐車場:普通車200台
- 東口駐車場:普通車129台
- 南口駐車場:普通車35台
有料駐車場ですが、最初の1時間200円、以降1時間ごとに100円追加とのことなので、一般的な観光地と比べるとわりとリーズナブルに感じますね。
これが悲劇の名城
早速、目の前にお城が現れました。

美しいですね。

近くで見てみると迫力があります。
白虎隊の少年たち20名が、城下町から煙が上がっていたのを見て、鶴ヶ城が落城したと誤認し自刃を決断したというエピソード(うち1名は命を取り留める)。白虎隊=悲劇みたいなイメージがありますが、白虎隊には総勢約300名の少年たちが所属していたとのこと。
うち、約30名が戦死。20名が飯盛山で自刃(悲劇のエピソード)。実は200名以上が生き残ったらしい。
17歳以下15歳まで(のちに16歳まで)の男子で構成された集団。戊辰戦争の一戦、会津戦争が勃発した際に動員される。総勢約300名の男子が所属していた。鶴ヶ城(自軍の城)が落城したと誤認し、飯盛山にて自刃したという20名のエピソードが有名。
これぞロマン!長い歴史を感じさせる城
個人的に、平安末期と幕末が興味のある時代なのですが、やっぱり長い歴史を感じさせるような場所はいいですね。これぞロマン! という感じで(そこに白虎隊の少年たちのような犠牲者がいたことは悲しく思いますが)。

鶴ヶ城の歴代城主。
- 佐原・葦名時代(1384~1589)
- 伊達政宗時代(1589~1590)
- 蒲生氏郷時代(1590~1598)
- 上杉景勝時代(1598~1601)
- (再)蒲生時代(1601~1627)
- 加藤氏時代(1627~1643)
- 保科氏・松平氏時代(1643~1868)
会津戦争が勃発した際、会津藩の藩主として立っていたのは松平容保です。あまりに多くの犠牲者を出した会津戦争ですが、松平容保自身は生き延び、のちに日光東照宮の宮司に命じられています。
献身の人!名家老・萱野権兵衛
そして、会津戦争を語るうえで忘れてはいけないのがこの人。

会津藩の国家老だった萱野権兵衛。
会津戦争勃発時の席次は4番目だったらしいのですけど、会津戦争終結時、上の2人は自刃済、もう1人は追放同然の形で城を出て以来行方不明という状態。
最終的に、戦争の責任を一身に背負って切腹したそう。藩主(松平)父子の助命嘆願などの敗戦処理に尽力し、最後には戦争の責任者として散る。まさに献身の人。
ちなみに、権兵衛というのは本名ではないらしく、萱野家の家督を継いだ者が名乗る名前なんですって。本名は萱野長修だったそうです。
侘び寂びを感じる茶室
また、敷地内には茶室「麟閣」があります。

写真にあるように、福島県指定重要文化財(建造物)になっている模様。
千利休の子である千少庵が建てたとされています。なお、千利休と血のつながりはなく、後妻・宗恩の連れ子だったのがこの少庵。少庵はのちに利休の(妻以外の女性とのあいだにできた)娘と結婚し、婿養子になったそう。

入口はこんな感じ。
茶室をパッと見て終わりかと思いきや、意外と見どころがたくさんあってびっくり。

現在(2026年08月19日時点)の料金は520円(天守閣との共通券)。「麟閣」のみの料金は210円(大人)です。
侘び寂びを感じる素朴な佇まい。素晴らしいですね。
ちなみに、私は頼まなかったのですが、一席600円でお抹茶+お菓子を楽しめるオプションもあるようです。次にここを訪れた際はぜひにとも購入したい。
名前が格好良すぎる「武者走り」
それから、鶴ヶ城の特色のひとつでもある「武者走り」。

最初に見たときはこの存在をまったく知りませんで「名前! 格好良い!」とパシャパシャ写真を撮っていたんですが。

見てください、このV字型の階段。
これは、上り下りしやすいように作られているんだそうです。ここを駆け上れば、大手門の渡櫓などに簡単に出られるようになっているんですね。で、有事の際にそこから攻め込んできた敵を迎え撃つというわけです。左が上り用、右が下り用だったらしい。
あと、私は知らなかったんですが(悔やまれる)、この石垣の中にハート型の石があるとかで、近年ではパワースポットになっているのだとか。恋愛スポットだとかなんとか、なんかよくわからないけどいいことありそう! みたいな感じ。たぶん。
上記の写真にも写っていますね。知らなかったとはいえ、得した気分。ラッキー!
見どころたっぷりの鶴ヶ城でした。
まとめ:時間をかけて味わいたい日本の歴史
幕末に興味がある人間としては、必ず一度は訪れておきたい歴史スポット。
新撰組とか、あのあたりが好きな人にもおすすめ。
でも、それはそれとして、やはり「悲劇の名城」というイメージのとおり悲しいエピソードはつきものなので、興味深いなと思いつつ、当時のことに思いを馳せて切ない気持ちになったりもします。
またいつか、行ってみたい場所のひとつです。
