美しすぎるピンクモスクの正式名称は？必ず訪れたい観光スポット｜マレーシア

マレーシア・クアラルンプール観光の醍醐味のひとつ「プトラモスク（Putra Mosque）」。

通称・ピンクモスクとも呼ばれるこちらのモスクは、自然保護を目的としてデザインされた都市・プトラジャヤにあります。

マレーシア観光のガイドブックなどにも必ず掲載されている大人気の観光地です。

ピンクモスクとは

ピンクモスク――正式名称・プトラモスク（Putra Mosque）。

ピンクモスクは、自然保護のもとデザインされた都市・プトラジャヤ（Putrajaya）にあり、周囲をプトラジャヤ湖（Putrajaya Lake）に囲まれています。

その通称の通り、ピンクの外観をしています。

ただし、派手な色合いではなく、どちらかといえば上品で淡い感じのピンク。

天候に関しても、曇りなら曇りなりに趣があってよいですが、晴れだとなおさらこの明るく上品なピンク色が映えます。

2年の歳月をかけ、1999年に建設されたということなので、実に四半世紀ほどの歴史があるということになりますね。

ピンクモスク観光の所要時間（目安）

所要時間（目安）：40分

ピンクモスクを見学するのに必要な時間は約30分ほど。余裕を持って考えても40分ほどあれば十分でしょう。

モスク自体はさして広い場所ではないので、あまり時間をかけずにササッと観光したい人におすすめです。

ただし、プトラジャヤをさらに楽しみたい人には、プトラジャヤ湖クルーズ（有料）もあります。その場合は、プラス45分ほど見ておきましょう。

ピンクモスクの見どころ

クアラルンプールから車で約30分ほどの場所にあるピンクモスク。マレーシアの2大モスクのうちひとつであるこちらの見どころを紹介します。

うっとりするような華やかな外観

正式名称（プトラモスク）は別にありながらも「ピンクモスク」と呼ばれるこちらのモスク。

その見どころはまず、なんといっても息を呑んでしまうような美しい外観でしょう。

まるで映画に出てきそうなお城のようですよね。

華やかだけれど落ち着いていて、上品。お姫さまが住んでいそうな雰囲気です。

入り口はこんな感じです。

見てわかる通り、観光（見学）するにはさほど広くないとはいえ、建物自体はかなり大きい。荘厳の雰囲気も併せて、目の前に立つと「うわっ」と圧倒されることでしょう。

プラス観光ならプトラジャヤ湖クルーズ

先述した通り、プトラジャヤをさらに楽しむなら、プトラジャヤ湖クルーズに申し込んでみるのもおすすめ。

自然と都市部が共存しているかのような景色を堪能しながらのクルーズは大人気！　遠目には首相官邸なども見えますよ。

また、普段とは違った非日常な経験ができるので、子どもたちにもおすすめです。

現在は2つのクルーズプラン（Super Saver／Day Cruise）があり、乗船時間はだいたい30～45ほどになっています。

食事ができるフードコート

海外旅行をするとき、初めて訪れる場所で気になるのは「食事はどこですべきか？」ということですよね。事前に調べていく人がほとんどなのではないでしょうか。

その点、ピンクモスクの場合、フードコートが併設されているので安心です。

東南アジアの雰囲気満載のお店が並んでいます。

リーズナブルな価格でかなりお腹いっぱいになるボリューム。常夏の国らしくピリッと辛めの味付けがたまりません。

外を眺めながらの食事はなんとも爽快で心地良く感じられます。プトラジャヤ湖クルーズに申し込む予定のある人は、乗船時間になるまでここで暇つぶしをしているのもありでしょう。

ピンクモスクでの禁止事項・注意点

観光地といっても、ピンクモスクはイスラム教の人たちにとって神聖な場所であることに変わりありません。そこに立ち入らせていただくのですから、当然注意しなければならない部分もあります。

観光する際には、イスラム教の人たちを尊重し、「見させていただいている」という意識で静かに見学するようにしましょうね。

以下が、見学中に注意しなければならないことです。

主な注意点は上記の通りですが、カメラのシャッター音に注意する、観光客に許されたエリアのみの見学にする……など、基本的な部分も守るようにしてくださいね。

ピンクモスクの基本情報

まとめ：禁止事項を守って見学しよう

イスラム教の人たちの祈りの場所・プトラモスク（ピンクモスク）。

ピンクモスクを訪れる際は、飲食・喫煙・土足禁止などのルールを守ったうえで見学するようにしましょう。

クアラルンプールから車、もしくはタクシーで30分ほどの場所にあるので、初めてのマレーシアでも戸惑うことなく楽しむことができますよ。