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【坂戸】埼玉の中に台湾!?現地に行った気分が味わえる隠れた観光名所「聖天宮」には五千頭の龍が昇る

聖天宮_タイトル 埼玉
もか
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海外旅行に行きたいけれど、なかなか時間的に難しい……!

衝動的に海外に行きたくなったけれどご時世的にも時間的にも難しい、そんなとき。台湾にいるかのような気分が味わえる「聖天宮」(埼玉県坂戸市)がおすすめです。

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道教とは

聖天宮_道教

聖天宮は台湾/中国の道教のお宮。宗教観が若干異なる日本人にとっては、「〇〇教」と言われてもいまいちピンとこないかもしれませんね。

道教とは、仏教、儒教にならぶ中国三大宗教のうちのひとつです。

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仏教や儒教はなんとなく馴染みがある単語だけど、道教?

中国三大宗教と言われているにもかかわらず、仏教や儒教に比べるとやや存在感が薄いように感じられるこの道教とはいったいなんなのか。

道教は多神教。つまり「Godは唯一神!」というキリスト教なんかとは違い、多くの神々が存在する宗教です。その筆頭として知られているのが三清(さんせい)

  • 元始天尊(げんしてんそん)
  • 太上老君(たいじょうろうくん)
  • 太上道君(たいじょうどうくん)

三清とは上記三柱のことです。

もか
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神様の数えかたは「柱」だよ!

他方、道教の中心となっている思想は下記2つ。

  • 神仙思想
  • 老荘思想

神仙思想は人間が不老不死の仙人を目指そうとする考え、老荘思想は老子と荘子の2人が考え出した「道(タオ)」の概念に重きを置いた思想を指します。

道(タオ):
中国の哲学用語のひとつ。道教の核となっている抽象的概念で、人間が到達できない域にある「なにか(境地)」。ここでの道は孔子の言う道とは異なる概念。

また、老荘思想のもうひとつのキーワードは「無為自然」。「あるがままに」「道(タオ)に任せて」生きることを言います。気になる人はもっと深く調べてみてくださいね! 中でもらえるパンフレットにも簡単に道教の説明書きがされていますよ。

聖天宮おすすめポイント

聖天宮_見どころ

聖天宮の開祖は台湾出身の康國典大法師(こうこくてんだいほうし)。先述の三清をご本尊として祀っています。開廟は平成7年です。

【1】台湾観光気分が手軽に味わえる

宗教的意味合いも持つ聖天宮ですが、宗教に馴染み深いとは言えない日本人にまず味わってほしいのは、台湾観光気分。特にいまのこのご時世(2020年10月時点)、たとえ近場の海外であろうとなかなか国外に行くのは難しい状況です。

台湾に一度でも行ったことがある人はわかるかもしれませんが、この外観にこの雰囲気、まさに台湾各地にあるお宮そのもの!

なんと建築する際はわざわざ現地(台湾)から宮大工を呼び寄せて15年もの月日をかけたというのだから、当然といえば当然のことですね。また、日本最大級の道教のお宮だそうです。

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【2】中国といったら龍!

例えば台風や洪水などの自然現象、例えば皇帝が持つ権力の象徴。龍は中国のイメージとして欠かせない存在です。

そんな龍の彫刻を数多観察できるのが、神聖なる聖天宮。

聖天宮_ドラゴン

いたるところで空に昇りゆくドラゴンを目にすることができます。中国らしい絢爛豪華で力強い色合いなのも見どころのひとつです。

【3】日本では珍しいおみくじ

聖天宮ではおみくじを引くこともできます。

もか
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おみくじぐらい、普通の神社でも引けるじゃん?

そう思うかもしれませんが、日本人が考えるただ引くだけの一般的なおみくじとはちょっとやりかたが違うのが面白いところ。

  • 番号が書かれた木の棒を引く(番号は覚えておく)。
  • 「陰」「陽」の文字が両面に表記された木の置物(神杯)を床に転がす(2つでワンセット)。
  • 転がしたそれぞれの神杯が「陰」と「陽」の組み合わせなら最初に覚えた番号のくじを取りに行く。

なお、これはかなり端折った説明になりますので、組み合わせが「陰」「陽」以外だったときなどはまた違った工程が入ってきます。おみくじの前にやりかたが書いてあるので、見ながらやりましょう。女性、男性でおみくじを引く場所が分かれているのも興味深い部分です。

聖天宮_おみくじ

この奥におみくじが設置されています。

【4】台湾の風習に触れられる

ここはいわば、日本の中のリトル台湾といっても支障はないでしょう。

おみくじをはじめ、お供え物や参拝の仕方などは台湾の風習にならっています。社会科見学気分で訪れるにはまさに絶好のスポットです。

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聖天宮へのアクセス

聖天宮_アクセス

埼玉県坂戸市のちょっぴり静かな場所に突然現れる聖天宮には、車か公共交通機関(バス/電車)で行くことができます。駐車場が非常に広いので、おすすめは車でのアクセスです。

車でのアクセス

車120台分(しかも無料!)とどでかい駐車スペースを持つ聖天宮には、以下3つのインターチェンジから行くことができます。

  • 関越自動車道:鶴ヶ島IC ― 坂戸出口から3.5km
  • 関越自動車道:にっさい坂戸西スマートICから4.9km
  • 圏央自動車道:坂戸ICから1.5km

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バスでのアクセス

公共交通機関を利用する場合は、川越駅、もしくは若葉駅からバスに乗ることになります。

  • 東武東上線:川越駅(東口6番乗り場)から東武バスの「若葉02」「東坂02」に乗車
    「戸宮交差点前」で下車し、300m程度
    所要時間 ― 約40分
    ※「パイオニア行き」は着かないとのこと
  • 東武東上線:若葉駅(東口)から東武バスに乗車
    「戸宮交差点前」で下車し、300m程度
    ※「坂戸車庫前行き」は着かないとのこと

あるいは、坂戸市内循環バスに乗車するという方法もあります(「若葉病院前」下車ですぐそこ)。

電車でのアクセス

足腰に自信がある、あるいはちょっとした散歩もかねてという人は駅から直接歩いて行くという方法もあります。下車するのは、東武東上線で川越駅から4つ目にある「若葉駅」。

若葉駅の東口を出て、線路を背にまっすぐ2km(20~30分)ほど歩くと到着します。

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聖天宮の基本情報

聖天宮_基本情報

名称:聖天宮

住所:埼玉県坂戸市塚越51-1

駐車場:あり(120台分)

拝観時間:10:00am~16:30pm(最終入場16:00pm)

休日:

入場料:大人(高校生以上)500円、中学生250円、小学生以下(保護者の付き添い必須)無料

※手帳提示で障がい者割引あり ― 本人および付き添い1名それぞれ250円

公式サイト:五千頭の龍が昇る聖天宮

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人混みを避けての観光なら聖天宮

埼玉県屈指の穴場的観光スポットというだけあり、120台分もの駐車スペースがあるのにもかかわらず、平日休日問わず人でごった返すということがないのが聖天宮の魅力のひとつ

色彩豊かな外観はバッチリ写真映えもするので、あとで見返して観光気分を楽しむにはうってつけです!

※本記事の情報は2020年10月時点のものです。

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