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【元バリスタが教える】もう迷わない!海外のカフェにあるスタンダードなドリンクメニューといえば?

カフェ_タイトル 全般

旅行や出張などで海外に行くと、街中にあるカフェやレストランといった飲食店のメニューはすべて英語表記になります(英語圏の場合)。

外国語のアウトプットが苦手な傾向にある日本人でも「読み」は比較的得意と言われていますが、とはいえカフェのメニュー、特に飲み物の種類は非常に豊富。

今回は海外のカフェでよく見られるドリンクメニューを簡単に紹介していきます。

もか
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主にオーストラリアとニュージーランド、イギリスあたりを目安にしているよ!

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コーヒーの種類

コーヒー_allpress

まず、コーヒーの適温とされているのが60~65℃とされています。簡単にいうと、フーフーしなくても飲めるけれどぬるすぎない、という丁度良い温度のことです。

ただし、熱さに関しては好みは人それぞれ。温度は主にミルクで調節するので、ラテやフラットホワイトなど、ホワイトコーヒーを取り扱っているお店では「熱めに」「ぬるめに」という風にこまかく注文できる場合があります。

ロングブラック(Long Black)

日本語で言うところの「ブラック」に近いのがこの「ロングブラック」。日本でもたまにある「アメリカーノ」と見た目はほぼ一緒です。

違うのは、先にお湯を淹れてあとからエスプレッソを加えるという部分です。

もか
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ちなみにアメリカーノは真逆! エスプレッソにお湯。

「何が違うの?」と言いたくなりますが、ロングブラックのほうがやや苦みが強く感じられます。オーストラリアやニュージーランド、イギリスにはそもそも「ロングブラック」しかない場合のほうが多いので、苦みが少ないほうがよければ下記のように言えばOK!

  • Can I have a long black with a single shot, please?(シングルショットのロングブラック、いただけますか?)
  • Can I have a weak long black, please?(薄いロングブラック、いただけますか?)

なお、ドリップにはなりますが、仕事中やプレゼントにおすすめの商品はこちらから。ちょっとした贅沢にぴったりです!

もか
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わたしも家族と一緒に愛飲してるよー!

ショートブラック(Short Black)

「エスプレッソ(Espresso)」のことです。コーヒー豆から抽出された原液みたいなもの。苦い。ただ、一口でくいっといけるので、苦いのが好きな人やスッキリとした味わいでシャキッと目覚ましに使いたい人にはおすすめできます。

それでも「ただ原液を抽出しているだけ」とあなどることなかれ!

実は(バリスタ的には)バリスタマシンでエスプレッソを抽出する工程は非常に繊細であり、重要な部分。せっかく良い豆を使っていても、うまく利用できなければ台無しになってしまいますからね。

今では自家用のバリスタマシンを使えば、簡単にエスプレッソ(だけならずラテやフラットホワイトなども!)が楽しめるようになりました。

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ラテ(Latte)

簡単に言うと、エスプレッソをミルクで割ったものです。本当に美味しいものは泡まで美味しいから、ぜひ本物を飲んでいただきたい!

近年では日本でもようやく「ラテアート」が流行りだしましたよね。ロゼッタ(葉)やハート、スワンなどはその筆頭をいくものです。泡を利用して作る美しい「3Dラテアート」なんていうのは日本ならではの職人技なので、少なくとも英語圏やヨーロッパなどの諸外国で見かけることはあまりないかもしれません。

もか
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ちなみにカフェの街と呼び声高いメルボルン(オーストラリア)だと、フリープアラテアートができないとバリスタとして雇ってすらもらえないことが多いんだよね……。

ピッコロ(Piccolo)

名前の響きが可愛い「ピッコロ(Piccolo)」はラテの一種です。ただし、サイズは小さくなるもののエスプレッソの量は上記に挙げたラテと変わらない(=ミルクの量が少ない)ので、そのぶん苦みは強く出てくると思います。

フラットホワイト(Flat White)

近年、日本にも上陸してきたのがこの「フラットホワイト(Flat White)」。見た目はラテとほぼ一緒ですが、ラテに対して泡が少ないのが特徴です。

「泡の量なんてどうでもいい!」って? いやいや、泡が少ないということはそのぶんミルクの量が多少なりとも増えるということ。つまり、まろやかな舌触りとミルクの甘さ+コーヒーのちょっとした苦みを楽しみたい人におすすめなんです!

人によっては「泡なしで!」なんて注文してくることも(もはやカフェオレ)。

カプチーノ(Cappuccino)

ラテとフラットホワイトに続き、カプチーノは日本でもよく聞くメニュー名ですね。この3つのホワイトコーヒーの中で、一番泡が多いのが特徴です。

多くの場合、泡の上にココアパウダーやチョコレートパウダーがふんわりとかかっています。

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モカ(Mocha)

もか
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由来とは違うけど、わたしの名前「もか」も英語で書くと「Mocha」だよ!

「モカ(Mocha)」はカプチーノに似ているものの、中にチョコレートソース(シロップ)が入っているためほどよい甘さと苦みを楽しむことができます

ココアほど甘すぎず、コーヒーほど苦すぎない。甘いものとの相性も抜群です。

ちなみにマクドナルドにも同様の商品があるので、まずはお試し程度に注文してもいいかもしれませんね。

ショートマキアート(Short Macchiato)

「マキアート(Macchiato)」と聞くとなんとなく甘いコーヒーを想像する人もいるかもしれませんが、実際は正反対。エスプレッソベースなので、むしろラテやフラットホワイトよりはずっと苦みが強いものです。

エスプレッソにスチームミルクをほんの少し淹れて、上にフォーム(泡)を乗せたら出来上がり!

なお、マキアートについてはカフェによって作りかたが若干違うことがありますので、カフェ巡りをして自分のお気に入りを見つけてみるのも楽しいと思います。

ロングマキアート(Long Macchiato)

ショートマキアートのサイズが大きいバージョン。

スチームミルクをやや多めに淹れることで、よりマイルドな味わいになっています。とはいえ、日本のスーパーなどで見かける「キャラメルマキアート」みたいな商品と違って、こちらも甘くはありません。

日本のイメージでマキアートを頼むと、エスプレッソ(ちょいミルク足し)が出てきて驚くことになります。

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リストレット(Ristretto)

オーストラリアやニュージーランドの飲食店の中でも、特にイタリア系のカフェやレストランで多く見られるコーヒーです。エスプレッソよりも原液の量を少なくしたものを指します。

食後の口直しにぴったり!

チャイラテ(Chai Latte)

日本ではまだ知る人ぞ知る、といったところでしょうか。

ラテとは言いますが、こちらはエスプレッソベースではなくチャイパウダーにスチームミルクを合わせたもの。一般的な苦みのあるコーヒーが苦手な人でも飲むことができます。

ただし、スパイスの香りが強い

この「チャイラテ(Chai Latte)」にはカフェによっていくつか種類があって、

  • バニラチャイ(Vanilla Chai)― 一般的なチャイラテ(バニラ味)。カフェや国によっては「スイートチャイ(Sweet Chai)」と言うことも。
  • スパイシーチャイ(Spicy Chai)― 一般的なチャイラテ(ピリッとしたスパイスの香り)。
  • シックチャイ(Thick Chai)― パウダーの量を多くし、ミルクとのスチーム時間を長くすることでトロトロ(もはやドロドロ)としたスイーツ感覚の舌触りに。
  • ダーティーチャイ(Dirty Chai)― 一般的なチャイラテにエスプレッソを加えたもの。チャイ自体が白色なので意味はわからなくもないが、それにしたって「汚い(Dirty)」って。ネーミングセンス。

など。

どれでも作ってくれるカフェもある一方、「チャイラテといえばうちはスパイシー一択よ!」みたいなカフェもあるので、味に好みがある人はカウンターで一言確認してから注文するといいでしょう。

ベビチーノ(Babychinno)

もか
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これ! これだけはまだ日本で見たことない!

家族や友達同士の付き合いといえば、子連れでも入りやすいファミレスやその他飲食店を選びがちな日本に対し、海外ではおしゃれなカフェもそのオプションのひとつです。でも、子どもが小さければ小さいほど、なかなかコーヒーをあげることはできませんよね。

そこで出てきたのが「ベビチーノ(Babychinno)」。

小さいカップにフォーム(泡)だけを淹れて、上にチョコレートパウダーやスプリンクルをふりかけたものです。カフェによってはほんの少しだけ熱すぎない温度に調節したホットミルクを淹れてくれるところもあります。まさにチャイルドフレンドリー。

ホットチョコレート(Hot Chocolate)

「ホットチョコレート(Hot Chocolate)」というと少し子どもじみたイメージがあるかもしれませんが、

  • パウダーなのか、シロップなのか
  • カップの中で混ぜるのか、ミルクと一緒にスチームするのか
  • ミルクチョコレートか、ビターチョコレートか

というような感じで、カフェによって材料のブランドも味わいも、作りかたも違います。中にはマシュマロを入れてくれるカフェも。

抹茶ラテ(Matcha Latte)

近年、多くのカフェで見かけるようになったのが「抹茶ラテ(Matcha Latte)」です。名前のとおり、抹茶ベースですがその甘さはカフェによりけり。

まさに日本で言うところの「抹茶」のようなリアルな苦さが追求されたものもあれば、ホットチョコレートのようにほんのりした甘さが魅力のものもあります。

気になる人は、注文前に「どのくらい苦い?」と確認してみてもいいかもしれませんね。

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紅茶の種類

コーヒー_紅茶

コーヒーに負けず劣らず、紅茶にもさまざまなものがあります。ここでお話するのは産地や効用のことではなく、あくまでも種類にについてのことなのであしからず。

イングリッシュブレックファースト(English Breakfast)

ブラックティーの中で、もっともポピュラーなタイプの紅茶のひとつ。海外のホテルなんかにも、備え付けでティーバッグが用意されていますね。

紅茶らしい飾らないシンプルな味わいで、ミルクと合わせても美味しくいただけます。

アールグレイ(Earl Grey)

イングリッシュブレックファーストと合わせて、ブラックティーのダブルトップ! こちらもホテルにティーバッグが用意されていることが多い紅茶です。

味わいはすっきり爽やか。ドラッグストアやスーパーなどでも手に入りやすいので、ディナー後やスイーツを堪能したあとの羽休めにぴったりです。

ペパーミント(Peppermint)

鼻からツンと抜ける香りがたまらない「ペパーミント(Peppermint)」。文字どおりミントの味がするため、好き嫌いにわかれそうです。

とはいえ、ご飯からのスイーツでいったん口直しをしたいというときに選びたくなるのは間違いなくこちら。ちなみに、日本語では「ペーミント」と「」にアクセントを置きますが、英語だと「パーミント」と語頭の「」にアクセントを置くので要注意。

カモミール(Chamomile)

「カモミール(Chamomile)」もまた、必ずといっていいほどどのカフェにも用意がある紅茶です。なんとなくペパーミントと似たイメージがあるかもしれませんが、ペパーミントほど癖が強くなく、上手に淹れればハーブティーが苦手な人でも美味しく飲むことができます。

ちなみに最強は、「ペパーミント×カモミール」。ティーバッグではなく茶葉で購入して自宅で楽しむ予定がある人は、ぜひ試してほしい組み合わせです。

英語だと「カモミール」でなく「カモマイル(「カ」にアクセント)」と発音するので、こちらも要注意。

グリーンティー(Green Tea)

言わずもがな。

ところが面白いのが、どうも海外には「苦いだけ」という風味に疑問を感じる人も少なくないようで、注文する際に「砂糖を付けて!」「ハチミツお願いね!」と言ってくる人も。

コンビニやスーパーなどでペットボトルの「グリーンティー」をうっかり購入してしまうと甘いような苦いような、不思議な味を体験することになる可能性がありますので、原材料は注意して読むようにしましょう。日本以外のアジアから輸入されたペットボトルのグリーンティーは往々にして甘めです。

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ただし、アルコールには厳しい国も!

さて、ここまで海外(主に英語圏)のカフェで見かけるスタンダードなドリンクメニューを紹介してきました。もちろんアルコールの販売をしているカフェやレストランもありますが、国によっては一部アルコールの取り扱いに厳しい場所もありますので注意しましょう。

特にオーストラリアなんかでは、アルコールを取り扱う飲食店に従事するスタッフ全員がアルコール販売の資格を持っていなければならないという事情があったりします。

そもそも個人経営のカフェでは夜遅くまで開店していたとしても、ドリンクメニューはコーヒーと紅茶だけというのもよくある話。バーやダイニングでお酒をたしなんだあと、〆にコーヒーを飲みたくなる人も多いようです。不思議!

※本記事の情報は2020年10月時点のものです。

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