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【セルフ取材形式】英語力ゼロでも留学はできる!10代で海外へ行こうと思ったわけ【元記者】

セルフインタビュー_海外留学 経験談

英語力(現地の言葉)、性格、経験値…。

若いうちからの海外留学に対するハードルは、とても高いと思っている人は多いのではないでしょうか?

でも、実はそんなことはないんです!

もちろん経済的な問題はありますが、留学するだけなら簡単なこと。今回は、元記者・モカ(@MochaConnext)の実体験から見た海外留学をセルフインタビュー風にお送りします!

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15歳で海外留学を決断

セルフ取材開始

まず、簡単に自己紹介をお願いします。

モカ(@MochaConnext)、アラサー独身女子です。

16歳のときにはじめての海外留学を経験してから、ワーキングホリデーや海外就労、バックパッカー旅など、海外を転々としています。現在は日本在住です。

16歳で単身海外となると、周囲からの反対もあったのでは?

海外留学を決断したのは誕生日を迎える前の15歳のときで、当時は日本の高校に通っていたということもあり、両親からは反対されましたね。

まず性格が内向的で自分の意見を言えない子でしたし、それに、うちは貧乏ではないけれど裕福とも言えないただの一般家庭。経済的にも難しいと。

ちなみに、友達には一切相談をしていません。たとえ行けることになったとしても、失敗して泣く泣く帰ってくることになったら恥ずかしいと思っていたんです。周囲の目を非常に気にする子でもあったんですね。

それなのに説得できた?

説得したといっても、私がしたのは東京を本社とする留学エージェントに親を連れて行くということだけです。理解してもらうには、とりあえず留学について知ってもらわなければと思って。

そもそも内向的な性格に加え、英語も苦手科目のひとつだったとあれば反対しないほうがおかしいですよね。10代半ばで、まだ日本社会すら理解していないのに単身海外に行く娘を心配しないわけはありません。

英語が苦手なのに留学しようと思ったきっかけは?

当時は学校やプライベートでいろいろある時期で、とにかく「ここにいたくない」「消えてしまいたい」という気持ちがあった。思春期ならではといえばそうなのかもしれませんが、人よりもその気持ちが少し強かったように思います。

それで最終的に導きだした答えが「海外」だったんです。言いかたは悪いかもしれませんが、毒を以て毒を制すというか、あえていまより苦しい状況にしてしまえば、少しはその気持ちも和らぐのではないかと。

それで、結果はどうだったのでしょう?

ある意味では少し楽になったのではないでしょうか。というのも、10代のうちから言葉も文化も、常識すらわからない外国で暮らすというのは、予想以上に大変。そもそも「ここにいたくない」「消えてしまいたい」だなんて考える暇すらありません。

私の場合、語学学校にも通わず直接現地の高校に飛び込んでしまったので、最初は宿題が出されていることにも気付かないほどでした。授業の内容どころか先生からの指示もわからないため、とにかくぼんやりしているだけでした。

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つまり英語力ゼロの状態で留学ということですか。

そうなります。ハローぐらいの挨拶は言えても、それだけでした。

それなのに、言語とは不思議なもので、なにか悪いことを言われていたりすると雰囲気でわかったりするんですよね。なにもわからない状態なのに英語が話せないことで馬鹿にされているのだけはわかる。これは非常につらいところでした。

そういう差別的な経験もしてこられたんですね。

これは地域的な問題も大きいかもしれませんが、私が通っていた学校は辺鄙な田舎町にあったということもあって、アジア人自体がそう多くなかった。

だから見た目でも英語の発音でもなんでも、とにかく現地の人たちと違うということで笑われることはありましたよ。直接的に暴言を吐かれたり、なにかを投げ付けられたりしたこともありますけど、都会に行けば行くほどそういった人種差別のようなものは少ないような気がしています。

なんでもかんでも直接的に攻撃してくるのはたいていの場合、小学生だったり中高生だったりと若い年齢層の人たちですね。なので、そこはもうしょうがないとあきらめて、放置することにしていました。やはり万国共通で、「悪いことをするのが格好いい」「友達の前では良い格好がしたい」みたいな時期があるようです。

そんな状態で、友達はできたのでしょうか?

最初の半年間は日本人とばかり一緒に過ごしていましたね。でも、英語が少しずつわかるようになってきたあたりから、それだけだともったいないと感じるようになって。

私はたまたま日本語の授業を取っていたので、同じクラスの生徒に思いきって話しかけてみることにしました。それがきっかけで、だんだんと友達の輪が広がっていくようになりましたね。

ただ、留学生に対する反応が日本とは少し違うなとも感じていて。

例えば日本だと、自分のクラスに海外からの留学生が編入してくれば少なからず興味を持ったり、休み時間に声をかけてあげたりすることが多いかと思います。

でも、海外の留学生事情はというと、ちょっと違う。基本的には、みんなあんまり外国人留学生に興味はありません。だから自分から声を上げない限り、見てもらえないんです。「私、ここにいるよ!」と。

だから友達を作るなら、積極性を身に付けるしかありません。

英語ができない場合、どう声をかけたらいいのでしょう?

きっかけはなんでもいいんです。

「授業がわからないから教えてくれる?」とか、「いま、宿題出てた?」とか。もともと意地悪をしてくるような変な人に話しかけない限り、優しく教えてくれるでしょう。

大事なのは、すべてわかっている振りをしないこと。聞き返すのが悪いからとあんまりうんうん頷いていると、英語ができるものと勘違いされてしまいます。それでのちのち苦労するのは自分自身ですから。

恥ずかしいかもしれませんが、英語ができないことをわかってもらうのも大事なことです。

やはり留学中は、日本人と過ごさないほうがいいのでしょうか?

英語力の向上を目指す人のなかには、そう言う人もいますよね。けど、私はそう思いません。四六時中となると話は別ですが、日本人だからあえて避けるというようなことはしなくていいと考えています。

イタリア人でもドイツ人でも韓国人でも日本人でも、自分が仲良くなりたいと思えればそれでいいのではないでしょうか。

それに、日本人の知り合いを作るメリットというのも、もちろんあります。やはり出身国が違えば少なからず考えや文化、常識というのも異なりますし、なにか困ったことがあったときに頼れるのは結局のところ同じ日本人、ということもあるんです。

英語力を上げたいなら、勉強すればいいだけの話。それは留学中でも日本にいても同じことです。

――ありがとうございました。

日本が嫌で飛び出した。でも…

つまるところ、15歳の自分は日本の社会や文化、風潮が嫌で海外渡航を決断したわけですが、最終的にどうなったかというと…。

モカ
モカ

めっちゃ日本好き!!!

まるで愛国心の塊のようになりました。

今回は、主に10代で留学するに至った理由をセルフインタビュー形式でお伝えしました。

続編として、次回以降、「留学中の出来事」や「留学から学んだこと」、「海外就職について」などまた違った視点でのお話をしていきます。

留学したいけど自信がない、という人に向けて…。

愛を込めて。