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【体験談】完璧なんてありえません――違和感を覚えた日本嫌いの日本人&海外移住にあこがれる日本人

日本嫌い_タイトル 経験談

改めまして、もか(@MochaConnext)です。日本在住ですが、トータルすると人生の約3分の1ほどの時間を海外で過ごしてきました。>>>【セルフ取材形式】英語力ゼロでも留学はできる!10代で海外へ行こうと思ったわけ【元記者】

そうするといろんな人に出会います。わたしの場合、もともと記者をしていたのでなおさらです。

とはいえ、日本に住んでいた(いる)時間のほうがだいぶ長いわけで、日本は日本でまた別にいろんな人に出会うんですね。

個人の感情ですから、なかには「日本の文化に馴染めずに移住した」という人もいれば、「今からでもいいから海外留学してみたい」という人もいます。ひとりひとりの意見や感覚は違って当然です。でも、そんな話を聞いているうちにまれに違和感を覚える意見を唱える人たちがいることに気付くのです。

それが日本を毛嫌いする日本人であり、あるいは、逆に海外移住に極端な憧れを持つ日本人です。

まあ、これはあくまでも自身の体験に基づいた話でしかないので、「こんなこと感じている人もいるんだなあ」程度の読みものとしてお楽しみください。筆者(もか)の感性のみにしたがった殴り書きです。※難しい話は一切しません。当記事で政治や経済を絡めるつもりはありませんので、あしからず。あくまでも感情論です。

もか
もか

けっこうだらだら書き綴っているよ。ラジオ(雑談)のようなだらだら具合!

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日本を毛嫌いする日本人

日本嫌い_毛嫌い

海外に住んでいると、たまに出会うこのタイプ。無論海外に限らず日本にもこの手のタイプがいるにはいますが、やはり実際に海外移住を成し遂げているというだけあって、まさに毛嫌いしていると言ってもいいほど過激な発言が飛び出すことも。

ちなみにわたしが出会った“日本を毛嫌いする日本人”のなかで多く見られるのがこんな人たちです。

日本文化が合わない

毛嫌いするほどまでいかないにしても、海外移住した人たちの多くが感じたことのある問題でしょう。かく言うわたしも、日本の文化に100%馴染めているかというとそうでもありません。たぶん、50%もいかないぐらい。

ひしひしと感じる同調圧力。なんとなく意見をにごさなければいけない建前を美徳とする文化。窮屈な雰囲気……。社会に出たら出たで感じる能力より年功序列のあの理不尽さ。

日常的にこれらを感じてがんじ絡めになっている人も少なくないかもしれませんね。日本人として生まれたからといって、必ずしも日本というひとつの国にこだわらなければいけない理由はありません。

でも、日本を毛嫌いする日本人のなかにはこんなことを言う人がいるのです。「日本にいる人たち可哀想」

え?

もう一度言います。

え?

日本特有の文化が合わないこともあるでしょう。わかります。わたしもどちらかといえばそちら側です。でも、なんだその言いかたはああああ!

日本文化が合わない人はたくさんいる。一方で、日本文化にそっと寄り添える日本人がいることもまた事実です。

そんな人たちを「可哀想」と一蹴してしまうのは、少々乱暴すぎる考えかたではないかなと思います。嫌悪を感じるのは仕方ないことですが、尊重はしましょうよ。長い年月をかけて出来上がった文化なのですから(歴史好き)。

なんだかちょっと上から目線

こういった人たちは、往々にしてなぜだか少し上から目線で日本を語りがちです。

「日本ってほんと駄目だよね」「みんなに合わせるとかわたし(俺)には無理!」「せっかく海外に来たのに日本人とばかりつるんでる奴、意味わからん」

これもね、わからないでもないんですよ。日本が合わなくて海外移住まで達成したなら、かなり強い思いがあったはずです。海外移住とは言いますが、言葉にするほど簡単なことではないですからね。

でも、日本にだって良いところはたくさんある……え、ありますよね? わたしはいくつも言えますよ!

例えば、

  • 財布や携帯などの貴重品類を落としても戻ってくることがある。
  • 全体的に街がきれい。
  • 真面目な国民性(真面目すぎるのがたまにキズ)。
  • 外食が安くて美味しい。
  • どこに行っても大体トイレがある。
  • カジュアルなレストランでもサービスが素晴らしい(店員さんありがとう!)。

などなど。「電車の時間が正確」「路線の数が多い」という具合に公共交通機関に対する魅力を感じる人も多いかもしれませんが、わたし個人としてはあまり気にならないところなので。

最終的にやはり文句

例えば日本で生まれ育ちながら(つまり母国でありながら)嫌なところしか見つけられない人というのは、移住したとて結局、またその国の嫌な部分が目に付くように出来ているのかもしれません。

日本は嫌。では移住先の国に強烈に思い入れがあるのかというと、そういうわけではない人もいるようです。文句ばかりってちょっとモヤッとするし、なんだか悲しい。

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海外移住に極端なあこがれを持つ日本人

日本嫌い_あこがれ

日本を毛嫌いする日本人より意外と厄介なのが、日本在住でありながら海外移住に極端なあこがれを持つタイプの人たちです。これには①“日本が嫌い”という感情が海外への興味を強くさせているパターンと、②純粋に海外にあこがれを持っているパターンの2つのタイプがあります。

前者は単純に先述したとおり(上記参照)のような人たちが多いものの、正直、日本嫌いの人たちは経験を踏まえたうえでの言動なので「少々過激な人」程度で済むんですよね。ところが、②のパターンになるとモヤモヤ度がさらに増します。なかにはこんな人たちがいるからです。

ステレオタイプがすごい

これはこうあるべき、みたいな固定概念ってありますよね。海外に住んだことがない人ほど“海外”でひとくくりにしてしまったり、海外の文化はこうだと決めつけてしまったり……まあ、それはいいにしても、「いいなあ」「自分も英語がしゃべれれば海外に行くのに」と羨んでくるのはやめて!(結局それが言いたいだけ)

とにかく、わたしが海外に住んでいた時にはこんな発言を耳にしたことも。

  • 海外だと残業しない文化があるからいいよねえ。
  • 空気読まなくていいの、羨ましい!
  • 日本人は真面目すぎてほんと窮屈。海外で楽しく働きたいなあ。

まあ、楽しいですよ。海外は。だからこんなにも長い間、日本を離れていたわけですからね。とはいえ、ステレオタイプがすごい! 軽く反論するとしたら、こんな感じでしょうか。

  • 国にもよるけど、海外にも残業はあるよ!(あ、でもたしかにサービス残業はあまりないかも。日系企業のなかにはブラック体質なところもあるけれど)ただ、業界によってはものすごく忙しいみたい。印刷所とやり取りしていたときは、夜の10時とかでも連絡が取れたよ!(営業時間は午後6時まで)
  • 空気読まなくていい……わけないっ! たぶん、国によって空気を読むべきタイミングが違うだけなのでは? と思う。このステレオタイプによって「日本みたいに我慢しなくていいんだ!」とところかまわず意見していると、煙たがられる可能性も。
  • 仕事に対して熱心な日本人が割合として多いのは、まあ、否定しないけれど。わたしのいた国(英語圏)では月曜日の午前中と金曜日の午後は休日気分だったり、飛石連休があると真ん中の平日に休んだりする人がいたから、なかなかプロジェクトが進まなくて困ることも間々あったよ! 前者がいいか、後者がいいか。ひとえには言い切れないです、ハイ。

いや、長いな。

でも、上記のことを鑑みるに、ステレオタイプを持っていると、仮に海外移住できたとしても「こんなはずじゃなかった」と感じることも多いのではないでしょうか。もしかしたら海外旅行で楽しい思いをしたのかもしれません。良い出会いがあったのかもしれません。ただ、海外旅行で楽しい思いをしたからといって、住んでみたいと考えるのはやや早計すぎます。

なんだかんだ、海外旅行と海外移住は似て非なるものですからね。旅行には旅行の、移住には移住の苦労と楽しさがあるものです。

英語ができれば海外に住めると思いがち

あこがれているだけでは意外と知らない、海外移住(この場合、自力での永住権取得)に関係してくるもの。なんだと思いますか?

例えば、わたしがいた国なんかだと、

  • 年齢
  • 語学力
  • 最終学歴
  • 現地での職歴と経験年数
  • 年収
  • 職業

こんな風に、けっこうあるんですよね。いずれの項目も基準や付与されるポイントに違いがあるので、そう簡単に取れるものではありません。

その前に、ワークビザやビジネスビザを取って働いていなければならないし。そもそもビザサポートしてくれる会社を見つけるのも、このご時世簡単ではないですからね。つまり、海外移住するのに英語(現地語)ができるというのはある意味当然のことであって、ひとっ飛びに「ならここに住んでいいよ!」とはならないわけです。

現実問題、あこがれだけで太刀打ちできることではありません。なかったんです……!(体験談)

で、結局なにが言いたいの?

日本嫌い_言いたいこと

これだけだと、わたしが愚痴を吐き出しているだけの記事ですね。こりゃ失礼。そこで結局なにが言いたいのかというと、つまり、そう、とりあえずみんなで仲良くしましょうよってこと!

わたしが一番違和感を覚えるのは、日本を毛嫌いする日本人がいることでも海外移住に極端なあこがれを持つ人がいることでもありません。そのこと自体は割とどうでもよくて、モヤッとするのは“誰か”に対して自分の意見を押し付けがちであるという部分なんですよね。

上から目線で日本をけなしている人を見ると「いやいや、どれだけ長く日本を離れようと自分も日本人やん」ってなるし、海外に対するステレオタイプ――それも楽観的なものばかり――を持っている人を見ると「そんなに楽しいことばかりやないで! “楽しいこともある”が正解!」と思います。

わたしのまわりがそうであるだけかもしれませんが、割と考えかたに偏りがある人は多いものです。たぶん、自分だって他の点においては偏りがあるんでしょうし。気が付いていないだけで(もしかしたら当記事の内容も偏っているかも?)。

でも、感性が違えば考えかたが異なるのも当然ですよね。

それを受け入れて、とりあえずみんなで仲良くしたい! そう、仲良くしたいのです! 自分と相手の意見が正反対でも、「そっか」ぐらいで良くない? って話。

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結論:完璧なんてありえない

何事にも言えることですが、100%というのはほとんどないですよね。

完璧なんてありえない。

たしかに日本という国に欠点はたくさんあるように思われます。でもそれって結局主観。誰かにとっての欠点は誰かにとっての美徳だったりするし、良いところも悪いところもあって当然なんです。そういうのを大事にしていきたいな、と思った今日このごろ。

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました! 以上、(ほぼ日記ですが)かねてよりうっすら違和感を覚えていた人たちについて書いてみました。

※本記事の情報は2020年11月時点のものです。

もか
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