ニュージーランドに滞在していた人の中には、急に帰国が決まった、あるいはすっかり忘れていたなどの理由から、日本に帰ってきたあとにお金を移そうと考えている(いた)人もいるのではないでしょうか。
通常、これはすべてインターネット上で完結します。
しかも、わりと簡単。
(ニュージーランドの)ANZのウェブサイトにログインして、なんやかんやするだけです。
ところが、このログインにはカスタマーナンバーとパスワードが必要になってきます。カスタマーナンバーはまだしも、パスワードをすっかり忘れてしまっていたら。
そう、これが私! もうちょっとでカードの有効期限が来るのにって焦りまくった……!
そんなとき、どうすればいいのかをお話します!
オンラインバンキングのログインに必要なもの
先述のとおり、オンラインバンキングのログインに必要なのは下記2点です。
・パスワード
このとき、パスワードを忘れていたら「Forgot Password?」から問い合わせようとしますよね。
そして、うっかり何も考えずただ放置して日本に帰国してしまったという人は、おそらくここで問題が発生します。
それは、パスワードをリセットするための「オンラインコード(Online Code)」が、登録してある携帯の番号に送られてしまうということ。
私はこれを、ニュージーランドで使っていた携帯の番号にしていたのです……。
本来は帰国前にしっかりこの番号を変更しておくのがベストなんですが、こうなってしまってはもうどうしようもありません。もはや取れる手段はひとつだけ。
電話すること(Phone Banking)です。
げげっ! 国際電話!? うっそーん!
できるだけ避けたい国際電話。
でも、海外送金をするためですから仕方ありません。
国際電話にはSkypeをうまく活用
さて、国際電話というと一回のコールで何千円とかかってしまうイメージがありますよね。これはつらい。銀行への問い合わせともなれば待ち時間なども発生するでしょうから、考えただけで胃がキリキリ痛むに違いありません。
でも、安心してください。
スカイプクレジット(Skype)を購入すれば、相手がニュージーランドの固定電話の場合、1分当たり2.44円で通話することができるんです。
私の場合、30分ぐらい話していたと思うのだけど100円以下で済んだよ! 600円分のクレジット買っちゃったけど、残りの金額どうしよう~!
日本の携帯で登録し直してもらう
電話がつながったら、「いま日本(海外)にいるのだけど、インターネットから海外送金しようと思っていたらパスワードを忘れてしまって、かつニュージーランドの携帯で登録していたのでオンラインコードも受け取れない」と素直に事情を話しましょう。
こういった問い合わせはよくあるのか、英語さえ通じればかなりスムーズに対応してくれます。
その際、本人かどうかを確認するために聞かれるのは以下のようなこと。
・生年月日
・口座(複数を紐付けている人はそのどれか)の残高
・口座の有効期限
・カードの裏に記載されているセキュリティー番号
カスタマーセンターの人によってはもっと違った質問をしてくる可能性があるので、そこは冷静に対処しましょう。
ちょうど電話しているときに携帯アプリにログインしていたら(残高確認のため)、本人確認のために何回かログイン、ログアウトを繰り返させられたよ!
これで無事に本人確認が済めば、電話番号を日本のものへと変更してくれます。つまり、これでオンラインコードが受け取れるようになったわけですね!
しっかり日本の番号でメッセージが受け取れるかまで確認してくれるので安心です。
まとめ:英語が苦手でもとりあえずチャレンジ!
英語が苦手な人は……残念ながら、おそらくとても緊張することでしょう。
表情がわかる対面での会話とは違い、電話越しの英語はなかなかにハードルが高いもの。でも、移民が多く暮らすニュージーランドですから、カスタマーセンターの人もカタコトな英語には慣れています。
「少し英語が苦手で」と伝えておけば、わかりやすくゆっくりと説明してくれるはずです。
お金に関することですから、ここは勇気を振り絞って頑張ってくださいね!
※本記事の情報は2021年5月時点のものです。
複数ブログ運営中! Twitterでは随時ブログ情報を更新していますので、よろしければフォローお願いします♡