海外でのワーキングホリデーというと、いまだ遊びのイメージを持つ人も少なくありません。もちろんワーキング《ホリデー》ですから、遊び感覚で楽しんでいる人がいるのも事実(※1)。それに、新しい経験をするという意味では、それも悪くありませんよね。
でも、実際は、勉強をしたりガツガツ働いたりと、けっして無駄ではない時間を過ごしている人がほとんどです。
「海外で働くのははじめて!」という人でも安心して応募できる職業を紹介します。
仕事の見つけかたを知りたい人は、こちらの記事も併せてお読みください。
※1:ワーキングホリデーは、あくまでもホリデーの資金を補う術として、ワーキングが認められているというビザです。
人気の職業BEST5
ワーキングホリデーの渡航先として大人気のオーストラリア。移民も多く、英語初心者~上級者まで、さまざまな英語レベルの人がいて安心です。ここでは、人気の職業と併せて、それぞれのメリットとデメリットも紹介します。
日本食レストランの店員
ワーキングホリデーをする人たちの間で特に高い人気を誇るのが、日本食レストランの店員です。
中には「英語を話しに来たから絶対に嫌!」という人もいるかもしれませんが、接客はほとんど英語ですし、店によっては他スタッフや上司との会話も英語なので、必ずしも英語の勉強にならないということはありません(もちろん、日本人ばかりの店もありますが)。
なんといっても、わりとすぐに仕事が見つかるのがいいところ! ただし、悪質なオーナーがいたりもするので、面接の際にしっかり見極めるようにしましょう。情報収集も大事。
– 店によってはまかないが出る
– ワーホリメイカーでも働きやすい
– 英語初心者でも大丈夫
– 低賃金の場合がある
– シフトに融通が利かないことも
カフェ店員
カフェのスタッフ(カフェジョブ)も人気が高い職業のひとつです。ただし、こちらは《英語が話せて当たり前》の世界になるので、接客に問題がない程度の英語ができないと門前払いになる可能性があります。
でも、挑戦するだけならタダだよね!
英語に自信がない場合でも、キッチンや皿洗い(ディッシュウォッシャー)ならOKというところもあるので、どんどんチャレンジしてみてくださいね。
– 英語の勉強になる(ただし、仕事なので英語を勉強する場ではありません)
– 国際交流ができる
– 職種(バリスタやマネージャーなど)によっては高賃金
– 休みが取りやすい
– まかないがない場合が多い(スタッフ割がある店はあります)
ファームワーカー
オーストラリアのワーキングホリデーが人気である理由のひとつとして、条件付きで最大3年間の滞在が許されているということが挙げられます。条件は下記のとおり。
- 1年目に政府指定の仕事を88日間行うこと(⇒ セカンドビザ)。
- セカンドビザ保持中に政府指定の仕事を179日間行うこと(⇒ サードビザ)。
この政府指定の仕事というのが、多くの場合、ファームジョブを指します。よって、ワーキングホリデー中にファーム体験をしたという人はかなり多いはず!
ちなみに私はメロンのピッキングをしたよ! 正直、メロンはかなりつらい。季節的なこともあるので、どんなフルーツが自分に向いているか調べてから選ぼうね!
– 国際交流ができる
– 新しい友達がたくさんできる
– 稼げるときは稼げる(運がでかい!)
– 日本ではできない体験ができる
– かなり田舎にあることが多い
– 稼げないときは本当に稼げない
– 人の入れ替わりが激しい
美容師
日本人の多くは、日本人経営の(あるいは日本人スタッフがいる)美容院に通うことがほとんどです。やはり、現地の人と日本人では髪質がまったく違いますからね。多少割高になってしまっても、日本人の髪の毛を扱うのに慣れている人がいたほうが安心というわけです。
ここで、美容師資格を持っているという人にグッドニュース!
オーストラリアの主要都市では、たいていどこにでも日本人のいる美容院があるので、資格を持っていれば仕事が見つかりやすいと言えるでしょう。ただし、ある程度の実務経験と英語力は必要です。
– 海外での美容師経験が積める
– 仕事を得やすい
– 給料が安定している
– 日中に働ける
– 英語ができないと接客上の問題になりやすい
留学カウンセラー
前提として英語ができること、多少のハードワークの覚悟があることなどの条件はありますが、人助けが好きな人や自身の経験を生かした仕事がしたいという人は、留学カウンセラーもおすすめです。
もちろん、ワーキングホリデーという時点でビザの壁はあります。ただ、ワーキングホリデーでもビザの期間がある程度残っていれば就労可能としている企業もあるので、求人情報はこまめにチェック、ですよ!
– 留学事情に詳しくなれる
– 海外で事務や営業などオフィスワークの経験が積める
– いろいろなコネができる(かも)
– ビジネス英語が身につく
– 賃金が低い企業もある
– 英語と同じぐらい日本語も多用する
– 肉体的、精神的なハードワーク
英語はできるに越したことがない
日本食レストランやファームなどでの仕事は、英語が苦手でも比較的手に入りやすいと言えます。でも、せっかく海外にいるのですから、英語ができるに越したことはありません。
特に、カフェや美容院などで働きたいなら「英語はできて当たり前」です。
一朝一夕で伸びる能力でないからこそ、できる限り準備をしていくことをおすすめします。仕事で役に立つのはもちろんですが、なにより友達作りにも一役買ってくれますよ!
※本記事の情報は2021年1月時点のものです。
複数ブログ運営中! Twitterでは随時ブログ情報を更新していますので、よろしければフォローお願いします♡