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クリスマスの語源と由来は?サンタクロースってだれのこと?海外で定番化している食べ物もご紹介

クリスマス_タイトル 文化・習慣

ある程度の年齢になってくると、友達や恋人と過ごすことが多くなる日本のクリスマス。年に一度の大きな行事のひとつですから、わくわくしますよね。

そんなすでにイベント化してしまっているクリスマスですが、せっかくなら歴史や意味を理解したうえで、楽しんでみてはどうでしょうか?

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クリスマスの語源

クリスマス_語源

そもそもこの「クリスマス」という言葉の意味を知っていますか?

「クリスマス」は英語で表記すると「Christmas」。これは「Christ(キリスト)」と「mas(礼拝)」を意味する単語です。ちなみにクリスマスを「Xmas」と書くこともありますが、こちらのほうはギリシャ語の「Xristos(クリストス=救世主、キリスト)」の頭文字と「mas(礼拝)」を意味しています。

♡ クリスマス≠キリストの誕生日ではない?
クリスマスをキリストの誕生日だと思っている人がいますが、正確には「キリストの生誕祭」です。生まれた日ではなく、生まれたことを祝う日。キリストの誕生日については聖書の中にも明確な記述がなく、むしろ、時期的には冬ではないと解釈されることが多いようです。

クリスマスのはじまり

クリスマス_はじまり

ではなぜ、キリストは冬に生まれたのではないかもしれない、ということなのに、12月25日に祝うようになったのか。これについては、キリストの誕生日同様、明確な記録は残っていません。ただし、はじまったのは紀元4、5世紀ごろとされています(諸説あり)。

一説には、古代ヨーロッパのゲルマン民族たちの間で行われていた冬至祭「ユール」と混同されて出来上がったとも。実際に、北欧のほうには現在でもクリスマスのことを「ユール」と呼ぶ国があります。

ちなみに、日本ではじめてキリストの降誕祭が行われたのは、1552年のこと。かなり前の話ですね。とはいえ、時代が時代なので、その後はキリスト教自体が禁教となってしまい、(表立って)クリスマスを祝うことができなくなります。

実際に民間人の間でクリスマスが知られるようになったのは、明治時代のころ。さらにその存在が浸透するようになったのは昭和になってからと、日本での歴史はそう長くありません。

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サンタクロースってだれなの?

クリスマス_サンタ

子どもたちにとってクリスマスといえば、ただのイベントであるという以上に、プレゼントをもらえるうれしい日でもありますよね。だれからもらえるかって?

もちろん、かの有名なサンタクロースのおじさんです。

でも、このサンタクロースさんの正体を知っている人はどれだけいるでしょうか? 「お父さん(お母さん)に決まってんじゃん!」「大人でしょ?」なんて、そんなことではありませんよ。そうではなくて、そもそものルーツです。つまり、サンタクロースのモデルになった人物です。

そんなサンタクロースの大元になっているのは、聖人「聖ニコラス」――オランダ語で「シンタ・クラース」と呼ばれていたのが、渡米したオランダ移民たちによりアメリカに伝わり、やがて「サンタクロース」と呼ばれるようになったと言います。

とはいえ、当の聖ニコラスですが、彼のことを描いた宗教画などを見てみると、赤い服に白いひげ、ふくよかな体格という現在のイメージとはやや違うことが多いのに気がつきます。ましてや、もともとクリスマスとはなんの関係もない人ですから、トナカイが引くソリに乗っているわけはありません。

実際に今日こんにちのイメージが定着したのは、1822年に出版されたクレメント・クラーク・ムーアの「聖ニコラスの訪問」によるものだとされています。しかしながら服の色はまちまちだったようで、赤い服をまとった白ひげの陽気な老人がトナカイが引くソリに乗ってやってくるという設定が浸透したのは、19世紀後半ごろのことだそうです。

ちなみにプレゼント入れにくつ下という風習は、聖ニコラスが貧困家庭の家の窓から金貨を投げ入れたところ、暖炉にかかっていたくつ下の中に偶然入ったのだという話からきています。このように、聖ニコラスにはさまざまな伝説(逸話)が残されているんですね。

もか
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ちなみに私は、小6ぐらいまでわりと本気でサンタクロースの存在を信じてたよ!

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プレゼント選びに悩むなら……

クリスマス_プレゼント

いまやクリスマスにプレゼントは付きものですが、毎年のこととなると選ぶのもひと苦労。もしプレゼント選びに困ることがあれば、以下2記事を参考にしてみてください。

※ お母さんへのプレゼントなら。

※ 子どもたちへのプレゼントなら。

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クリスマスに食べたい世界の食べ物

クリスマス_食べ物

クリスマスにはまずケーキ! 中にはKFC(ケンタッキー)のフライドチキンが恒例という人もいるでしょうか? でも実は、この「クリスマスにケンタッキー」というのは日本独自の風習。もちろん、多くのイベントがそうであるように、販売戦略の一環ですね。マーケティングの影響ってすごい。

七面鳥

日本でのフライドチキンがそうであるように、アメリカをはじめとした海外の国々で定番となっているのが七面鳥(ターキー/Turkey)です。クリスマスだけでなく、感謝祭などお祝いごとの席では、七面鳥の丸焼きが出されることも少なくありません。

ブッシュ・ド・ノエル

言わずと知れた、フランスの伝統菓子ブッシュ・ド・ノエル。木の形をイメージして作られたもので、ブッシュは薪、ノエルはクリスマスを意味します。つまり「クリスマスの薪」ということですね。

最近はいろんなケーキが出回っているのでシンプルに感じられますが、「やっぱり最終的にはこれ!」感がありますよね。シンプル・イズ・ザ・ベスト。

クッキー

ちなみに、クリスマスといえばケーキというイメージがありますが、海外では必ずしもそうとは限りません。たとえばアメリカなどでは、ケーキではなくアイシングでデコレーションされた可愛らしいクッキーを食べるという人がたくさんいます。

甘すぎるのが苦手な人は、ほどよい甘さにスパイスがピリッと効いたジンジャークッキーがおすすめです。

シュトーレン

ドイツ発祥の伝統的な菓子パンです。日本では、KALDI(カルディ)などの輸入食品を扱っている店舗で手に入ることがあります。気になる人は一度チェックしてみてくださいね。

ちなみに本場ドイツでは、クリスマスの約4週間前からシュトーレンを少しずつ食べる習慣があるそうです。レシピによって、ナッツやベリーなどさまざまなフレーバーを楽しむことができます。もちろん、栗や抹茶を入れて、和風にアレンジしてみるのもいいですね。

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ステイ・ホームだけど楽しんで!

例年とは状況が少し違う2020年のクリスマス。なかなか自由に外出できない日々が続きますが、だからこそ、家の中でもできるプレゼント交換や食事を精いっぱい満喫して、充実した一日を過ごしましょう。

たまには嫌なことを忘れて、ストレス発散!

家族や友達に、クリスマスやサンタクロースの豆知識を披露してみてはいかがでしょうか? もしかしたら、盛り上がるかもしれませんよ。

※本記事の情報は2020年12月時点のものです。

もか
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参照元:
語源由来辞典「クリスマス」
LIFULL HOME’S PRESS「クリスマスの由来は?日本で定着するまでの歴史と外国でのクリスマスの過ごし方」
NATIONAL GEOGRAPHIC「サンタの歴史:聖ニコラウスが今の姿になるまで」
キリナノ「毎年やってくる「クリスマス」、一体何のお祭りなの?」
Oggi.jp「本当の「クリスマス」の意味を知っていますか? 起源・サンタクロース・プレゼント・歌・料理・過ごし方などもまとめてご紹介」
eflora「意外に知らない?クリスマス クリスマスの由来や起源、意味は?」
tenki.jp「クリスマスはイエス・キリストの誕生日だと思っていませんか?」
食育大辞典「七面鳥を感謝祭やクリスマスに食べる訳?」
食育大辞典「ブッシュ・ド・ノエル、形の由来?」

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