【富岡】レトロな赤レンガにうっとり!日本の歴史ロマンが感じられる世界遺産なら「富岡製糸場」

富岡製糸場_タイトル 群馬

歴史の教科書にも出てくる「富岡製糸場」は、明治5(1872)年に建設された、日本初の模範器械製糸場です。平成26(2014)年には、「田島たじま弥平やへい旧宅」「高山社たかやましゃ跡」「荒船あらふね風穴ふうけつ」と共に「富岡製糸場と絹産業遺産群」として世界遺産一覧表に記載されました。

同年12月には、施設内の繰糸所、西置繭所、東置繭所の3棟が国宝となっています。

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富岡製糸場とは

富岡製糸場_正面

画像提供 富岡市

日本の近代化のために政府が設立した官営施設。

それがこの「富岡製糸場」です。

なぜ建設に至ったのかという理由については、江戸時代(!)までさかのぼる必要があります。

江戸時代末期当時、日本がメインで輸出していたのは生糸でした。ただ、需要が増えるにしたがって、徐々に品質の低下も目立つようになったんですね。その結果、諸外国から品質改善の要求が届くようになりました。

「どうにかして品質を改善させなければ!」と思うのは当然のことですが、民間資本で工場を建設するのは難しい。そんなわけで、以下3つの考えかたを基に、官営工場を建設する運びとなったのです。

  1. 洋式の製糸技術を導入。
  2. 外国人を指導者に。
  3. 全国から工女を募集、伝習を終えたのち出身地へ戻り、器械製糸の指導者に。

もともと養蚕が盛んで良質な蚕が確保できること、広い土地が用意できること、製糸に必要な水がすでにある用水を使って確保できること、石炭(蒸気機関の燃料)が付近で採取できること、地元の人たちの同意が得られることなどの理由から、建設地として富岡市が選ばれました。

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富岡製糸場へのアクセス

富岡製糸場_アクセス

画像提供 富岡市

富岡製糸場へは、車、または電車で行くことができます。富岡駅すぐの場所に無料駐車場がありますが、富岡製糸場まで約1kmとけっこうな距離を徒歩で移動することになりますので、体力に自信がないという人は近隣の有料パーキングを探してみたほうがいいかもしれませんね(利用可能数に限りあり)。

車でのアクセス

  • 東京から富岡市まで:
    関越自動車道・練馬IC~上信越自動車道・藤岡JCT~富岡IC
    (約75分)
  • 新潟から富岡市まで:
    関越自動車道・長岡IC~上信越自動車道・藤岡JCT~富岡IC
    (約135分)

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電車でのアクセス

  • 東京から富岡市まで:
    上越/北陸新幹線・東京駅~上信電鉄・高崎駅~上州富岡駅
    ⇒ 徒歩20分
  • 新潟から富岡市:
    上越新幹線・新潟駅~上信電鉄・高崎駅~上州富岡駅
    ⇒ 徒歩20分
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富岡製糸場の魅力

富岡製糸場_正面

画像提供 富岡市

富岡製糸場を回るのにかかる時間は約20分ほどです。中には土産物や雑貨の購入ができるショップもあります。製糸場らしいシルクシリーズの商品がおすすめですよ!

フランス積みの赤レンガ

赤レンガといえば横浜の「赤レンガ倉庫」を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、ファンの間では「富岡製糸場」も外せない美しき赤レンガスポットです。

富岡製糸場の赤レンガは、レンガの長辺と短辺を交互に積む「フランス積み(フランドル積み)」という様式の積みかたで組まれています。これは設計から建設、操業にフランス人が携わっているからですね。

富岡製糸場_レンガ

画像提供 富岡市

このフランス積みですが、明治初期の建物で多く採用されていたようです。

もか
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なんだかロマンを感じるよ~!

トラス構造の繰糸所内部(国宝)

富岡製糸場_国宝

画像提供 富岡市

この写真を見て、なにかに気がつきませんか?

そう、柱がないんです!

繰糸所内部には、当時ヨーロッパでも最新の技術と言われていた「トラス構造」が採用されています。これは複数の三角形により出来た骨組み構造で、大きな空間が必要となるドームや橋の架構などに用いられることが多いんだとか。

なお、ここで見られる機械は、明治62(1987)年3月の操業停止時の状態で保存されています。

もか
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東京タワーや東京ゲートブリッジなんかにもトラス構造が使われているよ!

レトロな雰囲気

もか
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観光地だから気にはなるけど、歴史とかなんとか、小難しいことはどうでもいいんだよね~。

こんな人も、当時の面影を色濃く残した建物内外のレトロな雰囲気を感じるだけでも十分楽しめるので、心配ご無用!

国宝に指定されている先述の3棟以外にも、木製の寄宿舎や女工館があったり、診療所があったりと、明治維新後の近代化を目指す日本がひしひしと感じられます。なんだかちょっと、朝ドラの世界に迷い込んだ気分。

音声ガイドとガイドツアー

時間に余裕がないという人は、20分ほどでサクッと見て回ることもできますが、定番となっているのはガイドツアーへの参加(有料)。約40分かけて、富岡製糸場の歴史や魅力を解説してくれます。団体でも19名以下までなら予約は不要ですが、開始時刻は決まっているので、こちらから確認しておくようにしましょう。

また、ガイドツアーまでは必要ないという人でも、音声ガイド(有料)の貸し出しも行っています。

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富岡製糸場の基本情報

富岡製糸場_内部

画像提供 富岡市

名称:富岡製糸場

住所:群馬県富岡市富岡1-1
入場料:大人1,000円、高校・大学生(要学生証)250円、小・中学生150円、未就学児無料

開場時間:9:00~17:00(最終入場~16:30)

休場日:年末(12月29日~31日)

駐車場:あり(ただし、無料パーキングは富岡製糸場まで徒歩20分)、近隣に有料パーキングあり

公式サイト:富岡製糸場

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観光後は古き良き時代のカフェでまったり

富岡製糸場付近には、昔の日本を感じさせるカフェやレストランが多数軒を連ねています。歩き回ったあとは、ちょっと落ち着いて一服!

忙しい日常から離れ、穏やかなひと時を過ごすのにぴったりですよ。

※本記事の情報は2021年1月時点のものです。

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